【全然違う】ストレッチとマッサージの違いとは?トレーナーが詳しく解説
ここ数年でストレッチ専門店が流行っていますが、マッサージとの違いは何でしょうか?
ストレッチとマッサージは、どちらも身体の健康と機能向上に貢献する方法ですが、その効果やアプローチの仕方には大きな違いがあります。
今回は、ストレッチとマッサージの効果の違いや向いているタイプについて、解説していきます。
マッサージの効果
マッサージの最も大きな効果は、
コリの解消
です。
この「コリ」の正体は、一体なんでしょうか?
専門用語で「筋硬結」「トリガーポイント」と呼ばれ、
血液やリンパ液の循環不良で疲労物質が蓄積し、筋肉が無意識に収縮してしまうことにより、発生します。
コリが発生してしまうことで更に循環不良を招き、更に凝ってしまうという悪循環に陥ります。
そのコリ部分に対して、圧を加えることで物理的な伸張を促し、血流を促進させ、解消させることができます。
これがマッサージの効果です。
一方ストレッチは、筋肉全体を伸張させるので、筋硬結部は伸張しないまま他の場所だけが伸張してしまいます。
結果的に、硬い部分と柔らかい部分のギャップが生まれて、かえってアンバランスを招きます。
コリが解消されることで、リラックス効果、血行促進、疲労回復といった最終効果が期待されます。
向いているタイプ
- コリが多くみられる人
- 硬い箇所と柔らかい箇所に大きく差がある人
- ストレッチしても効果が出ない人
ストレッチ
ストレッチは、
筋の柔軟性向上
を目的としています。
分かりやすく言うと、マッサージは「点」で筋伸長をさせるのに対して、ストレッチは「面」で筋伸長させます。
つまりストレッチは、広範囲でマッサージしているようなものなので、マッサージに対して効率的であるという見方もできます。
しかし広範囲な分、効果が分散したり、前述のとおり、「硬い部分と柔らかい部分の差がより開いてしまう」といったリスクが考えられます。
そういったリスクを考慮した上で、取り組むと良いでしょう。
またそして、ストレッチは筋肉だけでなく、関節にもアプローチをかけることができます。
他動的ですが、関節を動かすことで神経が活性します。(関節の正しい動かし方を脳が学習する)
そして、伸ばされている筋とは反対側の筋肉(拮抗筋)も活性され、動きやすくなります。
向いているタイプ
- 特にコリは感じられないが、筋肉に硬さを感じる人
- 不快感の解消よりも、可動域といった機能的な不満の解消を優先したい人
- スポーツや日常生活といった実動作のパフォーマンス向上を目的としている人
両方取り入れるのが良い
ストレッチとマッサージそれぞれが持つ効果を理解し、適切に使い分けることが大切です。
マッサージでコリ部分を解消し、ストレッチで全体を伸張させることで、バランスよく筋長を回復させることができます。
自分の身体がどんな状態か?そちらが向いているのか?を一つ一つの部位に向けながら選択すると良いでしょう。
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