ダイエット失敗を繰り返す人の特徴3選【これを読めば解決】#008
こんにちは、札幌パーソナルトレーニングジムノックスの宮下です。
今回のテーマはダイエット。
私はこれまで10年間で数百人の方のサポートをしてきました。
その中でダイエットが成功する人もいれば、未達成で終わる人もいらっしゃいます。
なぜ失敗してしまうのか?
分析と考慮を重ねた結果、ある共通点を見つけました。
それについて、本日はお話ししていこうと思います。
失敗その1 痩せる目的が不明
ある質問をします。
Aさん「3か月後にハワイに行くのですが、皆の前で水着にならないといけなくなったので痩せたいです。」
Bさん「娘から、太ったお父さん格好悪いから二か月後の参観日に来て欲しくないと言われたので、痩せたいです(涙)」。
Cさん「糖尿病持ちなのですが、子供が成人するまでは生きていたいです。痩せて健康になりたい。」
Dさん「友達が皆始めたので、私もやってみようかなと思いました。」
さて、この中で一番痩せる理由が不明なのは誰でしょうか?
勿論Dさんです。笑
でも実際にこういうアバウトな方は少なくありません。
痩せて綺麗になりたい、カッコ良くなりたい人は皆同じ。では何が差になるのか?
それは熱量です。
楽してダイエットすることはできません。我慢しなければいけないことがかなり多いです。
ダイエットとは、我慢の波の連続を乗り越えることなのです。
頭の中では常に天秤をかけられます。
「ひとくちくらい食べても大丈夫」「太っても別に良いじゃん」といった悪魔のささやき。
でもそこで「太ったまま水着を着ても良いのか?」「そのままじゃ糖尿で早死にして子供が悲しむよ」と自分の中で常に自答できれば、そういった誘惑は簡単に克服できます。
なぜ痩せたいのか?そう思ったきっかけは?痩せて何をしたいのか?または成し遂げたいのか?
等、目的を深堀し、自分の中での明確な目的を見つけましょう。
また、
「なぜ痩せたいのか?」よりも「なぜ痩せないといけないのか?」の理由を見つける
ことをお薦めします。こちらの方が強力です。
失敗その2 ダイエット環境が作られていない
いきなり、
- 筋トレ
- 糖質制限
- 有酸素運動
のようなものから始めていませんか?
最初ははりきってジムにいったり、食事制限を頑張ったりするのですが、中々続かないし、効果も出ない。。
原因の一つに「ダイエットの環境が整っていない」が挙げられます。
まず一番初めにしないといけないことは、「ダイエットの為の環境づくり」。
具体的でどのようなものがあるかというと、
- 仕事環境:時間が不規則、多忙、ストレス、会食が多い
- 家庭環境:家族サービス、土日食事制限不可、子育て多忙、ストレス
- 生活環境:飲酒、喫煙、不眠、その他プライベートの悩み
変えることが難しいものも多いですが、「家族に協力してもらう」「仕事を調整する」「会食場所は自分で決める」等小さくても良いからできることから始めましょう。
そして、健康的で規則正しい生活を心がけること。三食食べて、程よく動いて、よく寝る。
体に悪いものは食べない、お酒は控える、日光を浴びる、階段を使う、趣味でストレス発散する、、、
至極当たり前のことですが、意外とできていない人が多いです。そんな人に限って一生懸命ジムで走ったり、極端な食事制限をしてしまいます。
これでは頑張っても思ったように効果が出なく、諦めてしまいますよね。
まずはダイエットをスタートする前に環境づくりから始めてみましょう。
失敗その3 有酸素運動ばかり行う
ダイエットをするぞと決めて、多くの人が行うことは「ランニング」。
しかしここに落とし穴があります。有酸素運動だけだとなぜダイエットは上手くいかないのか?
有酸素運動のデメリットと合わせて、解説します。
ダイエットのポイントは「消費カロリー>摂取カロリー」のバランスをとること。
1日の総消費カロリーのことを「TDEE(Total Daily Energy Expenditure)」と呼び、
- 基礎代謝(BMR)
- 活動性熱産生(EAT)
- 非活動性熱産生(NEAT)
- 食事誘発熱産生(DIT)
の4つの総和になります。
主に基礎代謝と活動性熱産生がその消費の殆どを占めます。
できるだけ基礎代謝と活動性熱産生を高めることがダイエットにおいて重要です。
有酸素運動のデメリット
ランニング等有酸素運動はその「消費カロリーを高める」「脂肪を主要なエネルギー源として消費する」といったメリットがある一方、
- 基礎代謝が低下する
- 長く続けていくと消費カロリーが低下していく
といったデメリットがあります。
筋肉も体にとってはエネルギー源の一つとなるので、有酸素運動中は少なからず筋肉は食われている状態です。
よって続けていくと、筋肉量が減少して代謝が低下していく恐れがあります。
※ただし元々筋量が少ない方は、そういったデメリットを受けることは少ない
また有酸素運動を長く続けていくと、その運動が上手になり、運動の効率化(エコノミー)が発生します。
ランニングエコノミーという言葉が有名ですが、同じ速度同じ距離でも運動の効率化によって、消費カロリーが少なくなってきます。よってダイエット効率が悪くなってきます。
そこでオススメは「筋トレ」です。
筋トレは運動中の消費カロリーは勿論のこと、運動後にも持続的に代謝が高い状態が続きます。(運動後消費熱産生)
筋肉量が増えることで、基礎代謝が高くなります。
また糖質が筋肉細胞に取り込まれやすくなり、脂肪が合成されにくくなります。(インスリンヒエラルキー)
以上のことから「筋トレ」が最もダイエットに効果的な運動と言えます。
最後に
いかがでしたか?
長くなりましたが、
- 痩せる目的を明確にする
- ダイエットに取り組むための環境を整える
- まずは規則正しい生活から
- 筋トレやろうぜ
がダイエットを成功に導く秘訣となります。
マインドメイク(目的)→ライフメイク(環境)→ボディメイク(食事・運動)
といった順番で取り組んでいきましょう。当ジムでは、必ずこの順番でお客様にご指導させていただいております。
最後までお読みいただき、有難うございました!
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・ダイエットや大会出場の為のボディメイク
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