ベンチプレスが伸びない人のフォームの特徴とは?停滞の原因について詳しく解説
ベンチプレスは、特に多くの弾性が行っている大胸筋を鍛えるエクササイズです。
初めはトレーニングした分だけ記録が伸びるも、あるところから重量が伸びなくなり、記録が止まります。
その多くの原因は、フォームにあります。フォームを少し修正しただけで、その場で5kg近くも記録が伸びるなんてことも、珍しくありません。
今回は、ベンチプレスが伸びない人に多いフォームの特徴について、解説します。
伸びないのには、必ず原因がある
「何をやっても伸びない」と諦めてしまう人も多いですが、必ず原因があります。
トレーニングとは言わば「環境適応」であり、過酷な環境に身を置かせ続けることで、身体も順応してきます。
「漸進性の原則」というトレーニング原則があるとおり、負荷を与え続ければ、筋肉は成長し続けるのです。
正しく負荷を与えることが重要
ただし、「正しく負荷を与えられれば」の話です。
逆に言うと、フォームを崩したり、反動を使ってズルをすることで、負荷を逃がしてしまっています。
結果的に、負荷が与えることができていません。
その崩れを修正することで、正しく負荷を与えることができ、成長し、記録が伸びてきます。
停滞する人に多いフォームの特徴について、5つご紹介します。
1.尻がベンチから離れている
いわゆる「ケツ上げベンチ」。お尻をおベンチ台から離して行うベンチプレスですが、
お尻を上げると、バーベルの移動距離が短くなるので、重量は5~10kgほど向上します。
しかし、これは筋力が上がっているわけではありません。
それと、ケツ上げは腰が大きく反れるので、腰反りフォームになりやすく、腰痛の原因にもなりかねません。
正しいブリッジを組めなくなります。
重さ慣れとして、行う場合はスポット的に行うのはアリですが、
普段ベンチプレスでは、しっかりお尻をベンチ台につけて行うようにしましょう。
2.ブリッジが作れていない
ベンチプレスは、背中の「ブリッジ」が命です。「ブリッジ」とは、背中で作るアーチのことを指します。
しかしブリッジと一言で聞いても、具体的にイメージがわきません。
理想のブリッジの状態は、
- 胸を反る(胸椎の伸展)
- 肩甲骨を下げる(肩甲胸郭関節の下制
- 肩甲骨を立てる(肩甲胸郭関節の後傾)
- 肩甲骨を開く(肩甲胸郭関節の外旋)
- 腰椎を軽く反る(腰椎の軽度伸展)
これの動きをしっかり作るには、
- 前鋸筋下部
- 僧帽筋下部
- 菱形筋
がしっかり機能することが、重要です。
少し難しい話なので、、このブリッジについてはまた今度ブログで詳しく解説します。
3.脚を使っていない
積極的に脚を使いましょう。
脚を使うことで、正しい姿勢を保持することができ、全身に正しく負荷をかけることができます。
よく「脚の力をベンチに伝える」という言い方をしている記事を見かけますが、
脚の力(横方向)とバーベルの動き(縦方向)では、ベクトルが違うので、基本的に伝わりません。
伝わるなら、競輪選手など脚の力が強い人は皆ベンチプレスが上がる、という話になってしまいます。
脚は大きく二つの使い方があります。
- 大腿四頭筋を使って膝を伸ばすように力をいれる
- 大殿筋を締めて、骨盤後傾位にもっていく
これにより、より強いブリッジが作られたり、腹部に力が入り、コアが安定したりします。
脚を上手に使って、重量を伸ばしていきましょう。
4.肩がすくんでしまう
背中が弱いと、肩甲骨が立ててられなくなり、肩がすくんできます。
肩甲骨はベンチプレスでいうと、土台の部分。
土台が不安定だと、当然と強い力が発揮できません。
しっかり肩を落として、背中の真ん中あたりに軽い収縮を感じるように、ブリッジをキープしましょう。
5.効かせてしまう
ボディビルダーやフィジーカーに非常に多いです。
筋肉を意識したボディビルトレーニングが染みつくと、非効率的な動きとなります。
筋肥大はしますが、重量が伸びません。
意識を「筋肉」ではなく、「動き」に持っていくようにしましょう。
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